桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「ユズさん、大丈夫ですよ!消えない傷が出来ても、ちゃーんとしたらお嫁さんの貰い手はありますからね!ねっ、ユウさん!」
「俺?!」
「なんですかー?嫌なんですか?!」
「嫌なわけないよっ」
あ、珍しくユウが照れてる。
この2人はお互い好き合っているのは周りから見てもわかること。
だけど未だに付き合わないのはきっと、麗の傷がまだ癒えていないとわかっているから。
でもね、ユウ。
そんな他人に付けられた傷なんて気にしたらダメだよ。
それをユウが塗り替えてあげないと。
「ユウ、私が隙を作るからその間に麗を助けて」
「…ごめん、それは賛成出来ない」
「なんで?」
出た、ネガティブユウさん。
はぁ…正直言ってめんどくさい。
私もさっきまではネガティブだったから人のことは言えないけど、好きなら好きって覚悟を決めよう?
想いが伝えられるのだから。
近くにいて、離れていかない内に言わないと後悔するのは自分だよ。
「俺?!」
「なんですかー?嫌なんですか?!」
「嫌なわけないよっ」
あ、珍しくユウが照れてる。
この2人はお互い好き合っているのは周りから見てもわかること。
だけど未だに付き合わないのはきっと、麗の傷がまだ癒えていないとわかっているから。
でもね、ユウ。
そんな他人に付けられた傷なんて気にしたらダメだよ。
それをユウが塗り替えてあげないと。
「ユウ、私が隙を作るからその間に麗を助けて」
「…ごめん、それは賛成出来ない」
「なんで?」
出た、ネガティブユウさん。
はぁ…正直言ってめんどくさい。
私もさっきまではネガティブだったから人のことは言えないけど、好きなら好きって覚悟を決めよう?
想いが伝えられるのだから。
近くにいて、離れていかない内に言わないと後悔するのは自分だよ。