桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「麗はきっとユズが助けた方が喜ぶから」
━━ブチッ。
何かが私の中で切れた音がする。
そして私は思いっきり息を吸い…。
「あーもうっ!!!」
叫んだ。
「ゆ、ゆー君?」
「姉さん、何叫んで…」
光汰と玲也が何か言ってるけどスルー。
「ユウ、あんたうじうじしすぎ!男ならはっきりしなさい!助けたい、助けたくない!どっち!?」
「っ助けたい」
「よしっ。なら隙を見て助けてよ」
頷くユウを見て、みんなに気づかれないようにため息をする。
まだやることは残ってるのにもう疲れたよ。
「ゆー君、大丈夫なん?」
「ん?…ああ、ユウね。大丈夫よ。あれくらい言わないと先に進まないもん」
「そうなんや。…ん?ちょぉ待ってぇや!麗はあいつが好きなんか?!」
「うるさい」
今の状況考えよう。
そしてさ、周りをよく見た方がいいよ。
麗は顔真っ赤だし、ユウは…うん、笑顔で怒っていらっしゃる。
お願いだからキレないでよ?
━━ブチッ。
何かが私の中で切れた音がする。
そして私は思いっきり息を吸い…。
「あーもうっ!!!」
叫んだ。
「ゆ、ゆー君?」
「姉さん、何叫んで…」
光汰と玲也が何か言ってるけどスルー。
「ユウ、あんたうじうじしすぎ!男ならはっきりしなさい!助けたい、助けたくない!どっち!?」
「っ助けたい」
「よしっ。なら隙を見て助けてよ」
頷くユウを見て、みんなに気づかれないようにため息をする。
まだやることは残ってるのにもう疲れたよ。
「ゆー君、大丈夫なん?」
「ん?…ああ、ユウね。大丈夫よ。あれくらい言わないと先に進まないもん」
「そうなんや。…ん?ちょぉ待ってぇや!麗はあいつが好きなんか?!」
「うるさい」
今の状況考えよう。
そしてさ、周りをよく見た方がいいよ。
麗は顔真っ赤だし、ユウは…うん、笑顔で怒っていらっしゃる。
お願いだからキレないでよ?