桃の姫〜最強姫の愛した族〜
ん?
「気づくって何に?」
「いや、気にしなくていい。とにかく、姉さんは龍哉さんたちに見つかる前に柚瑠になってよ?」
そうだった!
玲也たちが恋のこと言うからついつい忘れてたよ!
何か今はスッキリしてるし、光汰と会っても大丈夫っぽい!
…あれ、というか、もしよ?
もし、光汰の前でさっきみたいに赤面したら…ホモ疑惑が浮上するんじゃ?!
それだけはダメ。
何があっても冷静にいよう。
そう心に決めて、咳払いをする。
「んんっ。…よし。玲也、これで大丈夫か?」
「まだ不安はあるけど大丈夫」
不安ってなんだよ。
そんな意味を込めてジトっと玲也を睨むと、麗がまた抱きついてきた。
俺はぎゅぅっと抱きしめ返す。
ん、暖かい。
最近は玲也たちは白龍の倉庫で寝泊りしてるから家に帰ってこねぇし。
久しぶりの兄妹水入らず。
敵もいるが、たまにはこういうのんびりした時間もいいな。
「気づくって何に?」
「いや、気にしなくていい。とにかく、姉さんは龍哉さんたちに見つかる前に柚瑠になってよ?」
そうだった!
玲也たちが恋のこと言うからついつい忘れてたよ!
何か今はスッキリしてるし、光汰と会っても大丈夫っぽい!
…あれ、というか、もしよ?
もし、光汰の前でさっきみたいに赤面したら…ホモ疑惑が浮上するんじゃ?!
それだけはダメ。
何があっても冷静にいよう。
そう心に決めて、咳払いをする。
「んんっ。…よし。玲也、これで大丈夫か?」
「まだ不安はあるけど大丈夫」
不安ってなんだよ。
そんな意味を込めてジトっと玲也を睨むと、麗がまた抱きついてきた。
俺はぎゅぅっと抱きしめ返す。
ん、暖かい。
最近は玲也たちは白龍の倉庫で寝泊りしてるから家に帰ってこねぇし。
久しぶりの兄妹水入らず。
敵もいるが、たまにはこういうのんびりした時間もいいな。