桃の姫〜最強姫の愛した族〜
『あっ、亜柚菜?今大丈夫か?』
「大丈夫だけど。悠里から電話とか珍しいじゃん。何かあったのか?」
何かあったから電話してきたんだよな?
悠里は無駄なことをする奴じゃねぇし。
でも急ぎの用って言われても心当たりがない。
『男口調ってことは今は学校か。…柚瑠、近くに白龍や轟はいない?』
男口調だけで学校ってわかる悠里もすげぇな。
しかも、わざわざ柚瑠って言ってくれてるし。
悠里の声はこっちには聞こえねぇのに。
まぁ、スピーカーにしたら聞こえるけど。
「麗と玲也はいるが、近くにはいない」
気配しないし。
多分だけど、光汰が空き教室でグズってんじゃねぇかな。
…玲也の話でいくとだけど。
『…何で2人が?学校はどうしたんだよ』
「あー…」
チラッと2人を見ると、2人そろって首を横に振っている。
「大丈夫だけど。悠里から電話とか珍しいじゃん。何かあったのか?」
何かあったから電話してきたんだよな?
悠里は無駄なことをする奴じゃねぇし。
でも急ぎの用って言われても心当たりがない。
『男口調ってことは今は学校か。…柚瑠、近くに白龍や轟はいない?』
男口調だけで学校ってわかる悠里もすげぇな。
しかも、わざわざ柚瑠って言ってくれてるし。
悠里の声はこっちには聞こえねぇのに。
まぁ、スピーカーにしたら聞こえるけど。
「麗と玲也はいるが、近くにはいない」
気配しないし。
多分だけど、光汰が空き教室でグズってんじゃねぇかな。
…玲也の話でいくとだけど。
『…何で2人が?学校はどうしたんだよ』
「あー…」
チラッと2人を見ると、2人そろって首を横に振っている。