守るから。-包み込んで-
そんな事は置いといて、自分の席に座る。
隣は誰だろう?
そう思ってチラ見をする。
目が、おかしいのかなぁ?
目をこすってまた隣を見る。
これは、夢なのかなぁ?
頬を叩いてまたまた隣を見る。
目がおかしくも、夢でもない…。
私の隣は正真正銘……………………ヤンキー君だ。
窓側だから太陽の光が差し込み、彼の髪を綺麗に輝かしている。
ふわりふわり、揺れる金髪。
整った、クールな横顔。
銀色の、2つの耳のピアス。
少しの間、彼に見惚れていた。