ブルーシューズ
ピピピッ


プログラムタイマーが大きな音を立てて体育館に響いた。

私の大嫌いな体幹終了の合図。

ペシャっとお腹を床に付いたのもつかの間、部長から

「基礎うちやるよー。」


という声が頭上からして急いで立ち上がる。


明日もまた筋肉痛だな…



「じゃー、アヤと由紀で一緒にやって。」


「「ハイ!」」


とは言ったもののアヤにはちょっと申し訳ないなーと思う。

だってアヤ上手いもん。
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