オレンジの世界

肩を支えてくれている瀬良君の手。
瀬良君の体温が伝わってくる。

あと一駅…。
早くつけ………!!
このままじゃ私の心臓が壊れる…。

その間もずっと私は下を向いていた。

『まもなく〜△△駅〜△△駅〜。』

もうすぐ…!!


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