オレンジの世界

何か相槌をうとうとした瞬間
野崎先生が私のポーチを持って戻ってきた。

「あれ?瀬良もまだ帰ってなかったのか。」

「はい。結菜ちゃんに用事があって。」

「そうか。ほら、落合。
もう授業中にメイクすんなよ〜。」

「わ、わかってるって!先生さよーならっ。」

「ん。2人とも気をつけて帰れよ〜。」


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