Bright Future…
1分1秒の大切さ
遠くから光が差し込み勢いよく
近づいてくる
あたしは眩しくて手で目を塞いだ
その瞬間
キキィィイイイイイとブレーキを
踏む音とともに女の人の悲鳴が聞こえた
あたしは急いで家を飛び出し
その場に向かった。
うつ伏せで横たわる奏人。
あたしは見つめることしかできなかった
怖くて、身体の力が抜け奏人の前に
しゃがみこむ
周りにはどんどん人が集まり
気付けば救急車が来て
私はその場に取り残された