Bright Future…
優しく微笑む奏人のままの顔は
奏人に本当によく似ていて
見ているだけで苦しかった。
でまここで何も言えずにいたら
ここで奏人のままに甘えたら
きっとあたしはずっと言えない。
そんなの絶対に嫌。
「あの!!聞いてください…あの日
あたし奏人を悲しませたんです。
男友達から連絡がきてあたしそれを
奏人に隠してたんです。
あたしのせいであの日奏人は
外に出たんです。
悪いのはあたしなのに奏人は
優しいから…
自分が悪いんだって自分を責めて、
あたしにメールを送ろうとしててそれで
前からきた車に気付かないで………」