Bright Future…





そして二日後の昼過ぎ。


奏人はきっと退院したのだろう。


あたしは病院へは行かなかった

もちろん奏人の家にも。



奏人のままのあの涙はなんだったのか
もしかしたらあたしが関係しているのか
そんなことを考えたらあたしは
奏人の家へ行くことも連絡することも
出来ずにいた。


でも奏人に会いたい。
そしてまだ奏人の家族にも
謝ってない。


逃げちゃいけない。


あたしは決心して奏人にメールを
送ることにした
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