Bright Future…





そうか。きっと奏人さんには彼女が
いるんだ。


あたしと会ったことがばれないように
彼女の特等席である助手席には
細かい気配りをしているんだ



1人で考えて家にも入らず家の前で
しゃがみ込む。



悲しくなんてないのに目から
大粒の涙が溢れ出した。


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