Bright Future…





「ぱぱお願い。あたし、本気で
奏人が好きなの。会って欲しい。
仲良くしてとは言わない。
ただ会って欲しいだけなの。」



あたしがこれでもかというくらいに
必死にお願いしたので
観念してコクリと頷いた。




そして奏人と二人であたしの家へ。


自分からぱぱにあって欲しいと
言ったもののあたしは今猛烈に緊張していて
玄関の前に座り込んでいる



「いつまでそうしてるの?いくよ?」

そしてなぜかあたしを差し置いて
平然と玄関の前に立ち尽くす奏人。


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