悪魔とあたし
そう言って母は少し笑った
それを聞いた父親は少し青い顔になって舌打ちをした
「はいはい。
分かったよ。もう現れねぇよ」
「そ。なら早く出て行って。
さよなら」
藍海もずっと父親を睨んでいた
「本当昔からお前ら使えねぇ奴らだな。」
「…なっ…!」
藍海が父親を殴ろうとする前に今まで黙っていた優斗が思い切り父親を殴った
--バキッ…--
「…ひ、優斗…」
「ねぇおじさん。お金ならくれてやるからさその口どうにかなんねぇ?
あとさっさと消えて貰おうか?」
「てめぇ…誰だよ?」
「誰?おじさんに教える必要なんかないね。
ほら、お金が欲しいんだろ?」