悪魔とあたし



「私達の為に本当すいません…」



「お母さんまでやめて下さいよ
二人とも顔上げて下さい。
俺は二人にそんなことさせるためにやったんじゃないですから。」



「…っ…優斗っ…ごめんねごめんね。」



藍海は泣きながら優斗に抱き着いた
優斗は優しく藍海の頭を撫でた



「だから俺が勝手にやったことだから気にするな?な?
お金なら腐るほどある。」



藍海はその言葉に顔を上げると優斗は今まで見たことないような寂しそうな顔をしていた



「優斗…?」



「なんたって超人気アイドルだからよ♪」



そう言って優斗は笑ってごまかした



優斗…
優斗に何があったの…?



< 102 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop