悪魔とあたし



「ははっ。何よそれ。
あっ、で今日優斗仕事ある?」



「今日はねぇよ。」



「じゃあ学校来る時メールして。
絶対ね!」



「あぁ。分かった」



優斗は終始眠そうだったので藍海はならべく早く電話を切った



「藍海ったら電話しながらニヤケまくりだったよ?」



「そ、そんなことないし。」



「何かいいことあったんでしょ?」



「いいことってゆうか…今日優斗の誕生日だし!」



「あっそっか!
そういえば今日だったね。」



「で、優斗にあたしの家でケーキと料理をご馳走しようと思ってて。」



「いいんじゃないのー?
でも藍海のお母さん居るんでしょ?」



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