悪魔とあたし



「おい。藍海に手ぇ出すんじゃねえぞ」



「は、はい…」



優斗に圧倒されてその男子の赤かった顔は青白くなっていた



「藍海、おはよ。」



後ろから藍海に抱き着くと藍海は笑顔で優斗を見た



「優斗ーおはよ。」



「藍海、顔になんか付いてる。」



「え!嘘っ!
どこどこー?」



「今取ってやるから目つぶって。」



「うん。」



藍海が素直に目をつぶった隙に優斗は軽くキスをした



さっきの男子に見せ付けるように…



「ちょっと…!
なんか付いてるんじゃなかったの?
しかも、ここ廊下だってば!」



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