悪魔とあたし
「頑張っちゃったよー♪
じゃあすぐには食べれないし先に食器片付けちゃうわね。」
食器を洗い終わると藍海が優斗の座っているソファーの隣にちょこんと座った
「あのさ…あたしは優斗が言いたくないこと無理に聞くつもりはないからさ。
優斗が言ってくれるまで待つから…」
「藍海…」
優斗は少し驚いたように藍海の名前を呟いた
「だけどさ、今年の誕生日は少しでも優斗にいい誕生日だったって思ってもらえればいいな…なんてね」
藍海はそう言うとパタパタとどこかへ行ってしまった
「やっぱあいつは他の女とは違うな。
かわいすぎんだよ…ばか。」
優斗がそう微笑を浮かべ呟くとパチンと電気が消えて真っ暗になった