悪魔とあたし
「あははは!
お前っ…顔ブッサイクだぞ?
鏡見た方がいいんじゃね?」
「なっ…失礼な…!!」
藍海は鏡を取り出すとぷっと吹き出した
「やばっ…本当ブサイク…」
「な?ブサイクだろー
お前普通にしてたら普通なのになー」
「ブサイク、ブサイクうるさいわね!
こっちは落ち込んでるのに!!」
「ずっと落ち込んでたって意味ねぇだろ。
本人がここにいないんだからよ」
「…それもそうね…
ってかあなたー…」
「大野猛。
明日からこの学校に編入すんだけど今日は下見しに来たらかわいそーな子が居たから助けてやったってわけ」
「えっ!
ってかかわいそーなを強調しないで!」