悪魔とあたし



「はーい。
…あら優斗くん。
藍海ったら家に帰って来るなり部屋から出て来ないのよ。」



「すいません…
俺のせいなんです…」



「ならちゃんと二人で話し合わなきゃ駄目よ?
さっ、上がって。」



「はい。ありがとうございます」



―コンコン…―



「藍海…俺…」



藍海は優斗の声を聞き涙を拭った



「みなみさんと婚約ってどうゆうこと?
今まで連絡なかったのもこのせい?」



「……ごめん……
本当にごめん……」



「何がごめんなの?
あたしは…あたしは信じてずっと待ってたんだよ?
なのに…なのに…なんで…ッ」



「藍…海…」



「嘘つき…」



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