悪魔とあたし



「んだと…?
お前何者なんだよ?
関係ねぇだろ。」



「人気アイドルの神谷優斗は他の奴は興味ないってか?
残念ながら関係あんだよねー…
俺藍海のこと好きだからよー」



藍海は眉をひそめて猛を見てヒソヒソ声で言った



「ちょっと…何言ってんのよ?」



すると猛はウインクをした



……意味分かんない……



「お前になんか藍海は渡さねぇよ。」



「今日婚約会見する人が言う台詞じゃないわよ?」



うれしいのに…
素直に言えない…



藍海の言葉に優斗は少し寂しそうにしたが藍海は見なかったことにした



「藍海を離せ。」



「何で?」



「連れて行きたい所がある。」



< 164 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop