悪魔とあたし
「みなみ…ごめんな…
こんなこと最初から俺が止めればよかったのにな…」
「ッ…猛…ありがとう…
優斗ごめんなさい…
ただあなたが好きだったの…
だけどあなたは私に…いや、そこに居る子以外の女の子には見向きもしなかった…
だから…だから…」
「…………」
「でも…どうして嘘だって気付いたの…?」
「お前の掛かり付けの医者を探し回ってやっと見つけたからだ。」
「藍海…ごめん…
俺も協力してたんだ…」
「猛…でも猛が居てくれたから元気になれたしこうして優斗と居れるの。
猛には感謝してるのよ?
それにね猛ー…」
藍海は猛に近付いて耳打ちをした