悪魔とあたし



少しすると高いビルがたくさん並ぶ所に車はどんどん進んだ



その中でもなかなか大きいビルの前に車は止まった



藍海は戸惑いと不安で優斗の名前を呟いた



優斗はそんな藍海に気付いたのか少し笑って手をギュッと握ってくれた



「じゃあ広田…行ってくるわ。」



「…おう。」



二人は車から降りるて中に入ると優斗は受付にも目をくれず迷わずエレベーターに乗った



「受付とか行かなくて大丈夫なの…?」



「あぁ…最近出入りしてたからもう顔覚えられてるからな」



「…そうなんだ…」



みなみさんと来てたのかな…



藍海は暗くなりそうなのを振り払って優斗に着いて行った



< 194 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop