悪魔とあたし
「その可愛い娘さんは?」
「俺の大切な人だ。
母さんにももう言って来た」
「は、初めまして!
関矢藍海って言います」
藍海は勢いよくお辞儀をして危うくおでこを膝にぶつけそうになった
「ブッ、藍海…頭下げすぎだろ」
「あ、ごめん…////」
藍海は恥ずかしくなって少し俯いた
「おもしろい子だね。」
優斗の父にまでそう言われて藍海はますます恥ずかしくなった
そんな藍海をよそに優斗はゆっくりと話し始めた
「父さん…あんたに聞きたいことがある。
あんたは母さんのことどう思ってたんだ?」
「もちろん愛していたよ。
今も愛してる」