悪魔とあたし



「許すもなにも…母さんの我が儘なんだからしょうがねぇよ。」



「そうか…ありがとう。」



そんな二人を見て藍海は涙が止まらなかった



優斗は父と握手を交わした
父と子の二人共に涙がうっすらと目にたまっていた



「優斗…今度家にでも遊びに来なさい。
その娘も連れてな?」



「あぁ。近いうちに必ず行くよ」



優斗は笑顔でそう言うと泣いてる藍海の元へ笑いながら来た



「藍海…泣きすぎ。」



「ゔっ…ック…よかっ…たねー!」



泣きながら精一杯の声を出した



そんな藍海の声を聞いて優斗は爆笑していた。
優斗の父も笑っていた



「ほらーもう泣き止め?な?」



「ック…う…無理…ッ…」



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