悪魔とあたし
藍海は顔を赤らめながら嬉し涙を流した
………………………
―ガチャッ…―
「ただいまー」
パタパタと音がしたかと思うと奥から藍海が走って来て勢いよく優斗に抱き着いた
「うぉッ!?あっぶねー…」
優斗はふらついたのをぐっとこらえた
「優斗…あたしも愛してるよ…」
「…チッ。見たのか…」
「見るに決まってるでしょ!
……もしかしてわざと見せない為にあんなに激しくしたの!?」
「…さぁなー…?…」
藍海は抱き着いたまま下からじーっと優斗を見た
「いやさ…こうゆうことはテレビからじゃなくて直接言いたかったし…」