悪魔とあたし



「俺だよ♪」



「もーっ優斗!
びっくりするじゃない!」



藍海は優斗の方にくるっと振り返った



「何でカフェに居るって嘘ついたのよー?」



「藍海の慌てる顔が見たかったから♪」



「んーもうっ!」



そう言いながらも二人はふっと笑った



「じゃあ行くか。」



「うんっ!」



「…親父の家♪」



「…えーっ!!!!
聞いてないよー;」



「言ってねぇもんな♪」



「もうっ!何で言ってくれなかったのよ!」



「その方が面白そうだったからな♪」



「もうばかーっ!」



「はいはい。
置いて行くぞー?」



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