悪魔とあたし
驚いて目を開けると指にキラキラと光る指輪がはめられていた。
「…優斗っ…」
「今すぐにとは言わない。
けど婚約指輪は必要だろ?」
「…っ…」
藍海は指輪をにぎりしめて涙を流した
「ほら、返事。
…ってか俺と結婚するよな?」
「クスッ…ばか…
…大好き…
ずっと一緒に居て。」
「あぁ。言われなくても♪」
藍海はガバッと優斗に抱き着いた
「ずっと…待ってたのに優斗遅すぎ!!」
「悪かったよ。
なかなかいい指輪がなくてさ。
この前やっといい指輪を見つけたんだ。」
「ずっと…探してくれてたの?」