悪魔とあたし
「…あたしのことからかってるでしょ?」
すると優斗は少し悲しそうな顔をしてまじめな顔で喋り始めた
「からかってねぇよ
藍海から見たらそんな風に見える?」
「そ…そうゆうわけじゃないけど…」
「じゃあどうゆうこと?」
「どうゆうことって…」
藍海が困ったような顔で優斗を見ると優斗はため息をついた
「やっぱその顔誘ってるようにしか見えねぇけどな…」
そう言い残すと優斗はまた悲しそうな笑顔を浮かべて花園の出口の方へゆっくりと向かった
あたしさすがに言い過ぎだよね…
藍海はそう思った瞬間優斗の腕を掴んでいた
「待って…!
あの…ごめんなさい」