悪魔とあたし
「いいから行くぞ」
優斗は藍海の手を握って女子達と見事に一人も会わずに保健室へ辿り着いた
「何で保健室…?」
「ちょっと充電しとこうと思って」
「充電…??」
藍海のはてな顔を見て優斗はふっと笑って保健室へ入った
保健室には幸い先生は居なかった
「他の女子が来る前に早く入れよ」
「あーうん」
藍海が入ったのを見ると優斗は保健室の鍵を閉めた
「さて…」
優斗はそう言うとにっこり笑って藍海に近付いた
「な…何…!?」
「何って充電だけど?」
「は?充電?」
「まっ黙って大人しくしてたら分かる」