悪魔とあたし



「今まで藍海に虜になった男子達がこのこと知ったらどうなるだろうね?」



「…さぁ…ってかその虜とかやめてくれる!?」



「あはは。ごめんごめん」



「ねぇ今度さぁ…」



「この話は学校ではしない約束でしょ?」



「はーい…」



紗恵は残念そうに返事をした。



あたしが好きなのは優斗だけ…
早く逢いたいな



藍海は頬杖をつきながら少し溜め息をついた



実はこの学校は優斗の通っている学校でもあるがまだ優斗は一度も学校に来たことがなかった



藍海は勉強する気分じゃなかったので授業をさぼることにした



藍海がいつも授業さぼる時はいつも決まって花園に行くのだ。



「んーやっぱここは落ち着くなあ♪」



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