悪魔とあたし
そう考えるうちに優斗は藍海の胸辺りに顔をうずめた
「や…ちょ…誰かに…見られたら…どうするのよ?」
「大丈夫。鍵は閉めてる」
優斗はそう言うとニッと笑った
笑った時に八重歯がちらりと見えた
やばっ…///
悔しいけどやっぱりかっこいいし
藍海がぱっと目を反らすと優斗は不服そうに眉をひそめた
「藍海。」
「は…い?」
名前を呼ばれてびっくりした藍海は優斗を見た
「お前は俺だけを見てればいいんだよ」
「……は……?///」
「要するに簡単に俺から目を反らすなってこと」
「は…はい。」
藍海の返事に満足したのかまた胸辺りに顔をうずめた