悪魔とあたし



「………!!!
神谷…優斗…?」



男子は目の前にアイドルが居ることに驚いていたので一瞬手が緩んだ



その隙に藍海は口を押さえていた手をがぶっと噛んで思いっきり股間を蹴った



「………ッー!!!」



「最低。あんたなんか一生恋愛対象外だよ
もうあたしの前に表れないで」



男は驚いて逃げるように去って行った



藍海ははっと優斗を見るとぽかんと藍海を見ていた



はっ!あたし今何した!
とっさに逃げようとして…
最悪だ…見られた



「なぁ?お前ってあれが素?」



「違うに決まってるでしょ!
何か無意識のうちに…」



そこまで言うと藍海は安心したのか膝ががくっと曲がってしまった



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