悪魔とあたし
「あぁ。まぁな」
「そっか…あっ…本当にありがとう。
優斗が居なかったら本当どうなってたか…」
そう言うと藍海の目からは涙が頬を伝った
「あれ…?何で泣いてるんだろ?」
優斗はとっさに藍海を抱き締めた
「藍海…怖い思いさせてごめん
藍海を守れないなら俺芸能界なんかやめるから」
「何言ってるのよ…
そんなことしたらファンが悲しむよ」
「藍海が居れば俺は充分だ」
「優斗…気持ちは嬉しいけどあたしは優斗のファンだからファンの気持ちは良く分かるの。
だから優斗をあたしのせいで芸能界引退させるなんて出来ないよ
しかも優斗は助けに来てくれたじゃない」