悪魔とあたし
「離さない。
離したら逃げるから」
「逃げないから…ねっ?」
その言葉を聞くと優斗は手を離した
だが藍海が油断した隙に優斗がとろけるようなキスを藍海にした
「…ご馳走さま♪」
「…ッ!///」
真っ赤な藍海にさらに追い討ちをかけるように優斗は「俺独占欲強いからー」と耳元で囁いた
「分かったから耳元で囁かないでよ!」
「だって藍海耳元で言われるの好きそうだったからさー」
「別に好きじゃないし!」
「あっ。そういえば昨日のあいつ退学したらしいよ」
「えっ?そうなの…?
あたし言い過ぎたかな…」
「藍海優しいな。
けどあんまりあいつのこと考えてたら嫉妬するかも?」