悪魔とあたし
優斗はまだびっくりしたような顔をしていたが藍海は無視して流れ出そうな涙を堪えて保健室へ向かった
「先生!しんどいから寝るね。」
「え…ええ…?」
……………
その頃優斗は…
「ック…あははは!
あんな奴初めてだ
キスしてやった女はほいほい付いて来たのに…
あいつは俺を殴ったあげく悪口も言って行きやがった…
おもしれぇじゃん♪」
ニヤリと笑うと優斗は携帯を取り出した
「今走っていった女のことを調べてくれ。」
「はい。分りました」
「逃がさねぇよ?
……お姫様」
携帯を閉じると優斗は迎えに来た車に乗った
…………
「…あい…み…藍海…藍海!」
「ん…紗恵…?
どしたのさ?」