悪魔とあたし
「あっそ。
それぐらいならいつでも見せてやるのに♪」
「あっ…そ、そう…」
「まっ藍海の楽しそうな顔見れたから許す」
優斗はそう言いながら普通に座り直した
「そ、そういえば優斗昼ご飯は?」
「あぁ…早弁した」
「あっ…そうなんだー」
「ってかその紙袋何?」
「へ?な、なんでもないよ。」
「本当に何でもないのか?」
「だってあたしのお弁当が入ってるだけだし」
「ふーん…じゃあ貸して」
「え?あ、ちょっ!」
優斗は藍海の紙袋を持ち上げると中身を見た
「この二つの弁当は誰の?」