悪魔とあたし
Devil6
……………
「本当優斗の家って何もないよね…?」
そう呟いてトイレに行こうとすると一つの部屋の扉が開いていた
「ちょっとだけ…ね?」
藍海は好奇心に負けてそーっとその部屋に入った
「…何もない…か…
………あっ………!」
部屋を出ようとするとアルバムを発見した
「…優斗のお父さんとお母さん…かな?」
そこには小さい時の優斗と両親らしき人達が幸せそうに笑っていた
「…優斗幸せそうに笑ってる。
お父さんとお母さんのこと好きなんだね」
藍海はにっこり微笑んでアルバムをパタンと閉じた
「さてっ…優斗のためにご飯でも作ろうかなっ♪」