悪魔とあたし
優斗は身体を起こすと藍海に接近した
「今日、何の日でしょう?」
「えっ…?き、今日…?」
「正解は…祝日でした♪」
「うそーっ?
それ来週じゃなくて?」
「ん。残念ながら今週♪」
藍海は一人で騒いで恥ずかしくなって慌てて「顔洗ってくる!」とそそくさと行ってしまった
「朝からかわいすぎんだよ、ばーか」
優斗はまたクスクスと笑って藍海が帰って来るのを待った
「そういえばさ、昨日本当ごめんな」
「そんなの全然いいよ。
仕事はちゃんとしなくちゃね
遅くまでお疲れ様だねー!」
「ありがとな。
藍海の美味い料理食べたら疲れなんか吹っ飛んだし」