悪魔とあたし



優斗は身体を起こすと藍海に接近した



「今日、何の日でしょう?」



「えっ…?き、今日…?」



「正解は…祝日でした♪」



「うそーっ?
それ来週じゃなくて?」



「ん。残念ながら今週♪」



藍海は一人で騒いで恥ずかしくなって慌てて「顔洗ってくる!」とそそくさと行ってしまった



「朝からかわいすぎんだよ、ばーか」



優斗はまたクスクスと笑って藍海が帰って来るのを待った



「そういえばさ、昨日本当ごめんな」



「そんなの全然いいよ。
仕事はちゃんとしなくちゃね
遅くまでお疲れ様だねー!」



「ありがとな。
藍海の美味い料理食べたら疲れなんか吹っ飛んだし」



< 94 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop