みずいろハート
「へっ!?」

私は慌てて振り向いた。そこには背の高い制服を着た男子が立っていた。知らない制服だが、私に話しかけるということは...

「あ、あの...ここの家の人ですか?」

「そうだけど」

背が高いせいか、なんか怖い。このまま警察行きとかになったらどうしよう。

「...というか、誰?」

そうだ。名前を言えばわかるかも。さすがに私が来るって先生から聞いてるはず。

「私、三星雪音です。今日からここに住まわせてもらうことになってます!」
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