孤独女と王子様
★作戦決行~side GOU~
朝9時。
まず始めに僕がやったのは、由依ちゃんが列席するという4月28日のペガサスの式について、担当プランナーを確認することだった。
…宇梶さんだ。
今日の13時から最終打ち合わせが入っている。
これは願ったり叶ったりな展開。
僕はその後、宇梶さんのお父さんである宇梶社長に連絡を入れた。
28日のスケジュールを抑えるために。
そして社長にはある提案をしたところ"娘のためなら"と乗ってくれた。
あとは、由依ちゃんの衣装を大至急作らせないと。
僕はA4のコピー用紙に鉛筆で下書きをして、細かいサイズと色、生地の素材を記載したものをFAXした。
送った相手は…母さんの服をオートクチュールでいつも作っているパタンナーさん。
送ったところで、電話を入れた。
母さんと同じ年の女性。
1週間の期限の中、"剛から初めて頼まれたのに、断るわけがない"と2つ返事で引き受けてくれた。
ついでにこの服に合う宝飾品やバッグも用意すると約束してくれた。
僕も楽しみになってきた。
デザイナーを目指していたわけじゃないけど、由依ちゃんのことを考えたら、アイデアがポンポン浮かんだ。
まず始めに僕がやったのは、由依ちゃんが列席するという4月28日のペガサスの式について、担当プランナーを確認することだった。
…宇梶さんだ。
今日の13時から最終打ち合わせが入っている。
これは願ったり叶ったりな展開。
僕はその後、宇梶さんのお父さんである宇梶社長に連絡を入れた。
28日のスケジュールを抑えるために。
そして社長にはある提案をしたところ"娘のためなら"と乗ってくれた。
あとは、由依ちゃんの衣装を大至急作らせないと。
僕はA4のコピー用紙に鉛筆で下書きをして、細かいサイズと色、生地の素材を記載したものをFAXした。
送った相手は…母さんの服をオートクチュールでいつも作っているパタンナーさん。
送ったところで、電話を入れた。
母さんと同じ年の女性。
1週間の期限の中、"剛から初めて頼まれたのに、断るわけがない"と2つ返事で引き受けてくれた。
ついでにこの服に合う宝飾品やバッグも用意すると約束してくれた。
僕も楽しみになってきた。
デザイナーを目指していたわけじゃないけど、由依ちゃんのことを考えたら、アイデアがポンポン浮かんだ。