孤独女と王子様
★本当に驚いた時、僕の場合は呼吸を忘れるらしい~side GOU~
時間は22時半。
小学校1年生にしては夜更かしだ。
だから啓慈は部屋に帰って就寝した。
『僕達もそろそろ失礼しようか』
と僕が由依ちゃんに提案し、由依ちゃんも"うん"と言って、2人で立ち上がろうとした時、
『ちょっと待ってくれ』
と、舟さんに止められた。
『遅い時間で申し訳ないけど、今日2人は、俺に結婚の挨拶に来たのだろうけど、俺もお前たちに対して大事な話があるんだ。もう少しだけ、付き合ってもらえないか?』
舟さんが真剣な顔をするので、僕達はその言葉に従って着席した。
僕達の様子を見て、舟さんは内線でどこかに電話をした。
"コンコン"
程なくドアのノック音。
舟さんからの電話を待っていたのだろう。
『どうぞ』
舟さんの声の後に入ってきたのは・・・ん?
『お母さん?!』
小学校1年生にしては夜更かしだ。
だから啓慈は部屋に帰って就寝した。
『僕達もそろそろ失礼しようか』
と僕が由依ちゃんに提案し、由依ちゃんも"うん"と言って、2人で立ち上がろうとした時、
『ちょっと待ってくれ』
と、舟さんに止められた。
『遅い時間で申し訳ないけど、今日2人は、俺に結婚の挨拶に来たのだろうけど、俺もお前たちに対して大事な話があるんだ。もう少しだけ、付き合ってもらえないか?』
舟さんが真剣な顔をするので、僕達はその言葉に従って着席した。
僕達の様子を見て、舟さんは内線でどこかに電話をした。
"コンコン"
程なくドアのノック音。
舟さんからの電話を待っていたのだろう。
『どうぞ』
舟さんの声の後に入ってきたのは・・・ん?
『お母さん?!』