月光~誠ノ心~
でしょうね。

だってこれ。


「未来の洋服だから。」

「みっ未来だと?」


そんなに驚くことなのか?

まぁ、そうだよな。

普通でわ有り得ないからな。


「ま、まぁいい。俺に着いてきてくれぬか?」

「別にいいけど。」

「そうか、でわ行こう。その前に此れを羽織っておくといい。」


そう言われ、彼が自分の着ていたダンダラ模様を白く染め抜いた浅葱色の羽織を掛けてくれた。

今は借りていた方が良いよな?


「ありがとう。」

「あぁ。行くぞ。」


そう言って、原っぱを後にした。

< 7 / 31 >

この作品をシェア

pagetop