私の人生でたった一度の恋でした。


ふぅ〜。


「つかれた。」


早く、病室に戻りたい。


早歩きをして戻っていった。


病室に戻ったら、いつもの2人の声。


「え、二人ともきてたの?」


「もちろん〜!」


「でも、学校は?」


「夏休みだよ。」


叶星が答える。


「あ、そうなんだ。」


2人は、いつもお見舞いに来てくれる。


だけど、やっぱり2人の本職は学生。


私のせいで学校生活を潰してしまったら本当に申し訳ない。



「そんな、お前が心配することじゃないから。」


叶星はいつも優しい。

私が、この事について悩んでるって知ってるからいつも優しい声をかけてくれる。


そんなところが好きなんだ。

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