私の人生でたった一度の恋でした。

一ヶ月も会えないのに結構あっさりしてるな〜。


「あいつ、星輝と一ヶ月も会えなのにあっさりしてるな」



「私も思った!で、さっきの話なに?!すごい気になるんだけど!」



「あ〜。えっとな?
俺ら色々解決しただろ?
親の事とか。だから、言うなら今かなって思って。」



「うん。」


叶星は一回深呼吸をして話し始めた。



「あの時は振っちまったけど、本当は星輝の事が好きだったんだ。今も。
だから、今更だけど。俺と付き合ってほしい。」



え、待って。

うそ、これって夢??

好きな人で両想いで、今改めて告白されてる。


「え、うそ。だって、」

ポロッ


「ちょ!なんで泣いてるんだよ?!
もしかして迷惑だった?」


「ち、ちがう!ヒック、や、やっと思いが通じたよぉぉ」


「ごめん、随分待たせたな。
これからは、ずっとそばにいるから」



ギュッ


そういって抱きしめてくれた。


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