私の人生でたった一度の恋でした。
それから、家の事を詳しく話した。
昨日、少し話したからそんな長くはかからなかった。
「話してくれてありがと。」
「ううん。話して少しスッキリした。」
「よし!ひとまず色々買うか!」
「何を買うの?」
話切り替えるの早いと思ってたけど、あえてそれはいわなかった。
「お前、これから俺の家に住むだろ?だから、服とか?」
そっか、これかれ一緒に暮らすんだ。
もう、あの家に帰らなくてすむ。
そう思うとホッとする。
「なぁ、学校どーする?」
「普通にいくよ?叶星ってさ、なに高校?」
「第一高校だよ。」
「俺と同じじゃん!!じゃあ、なおさら便利だな」
はい?うそでしょ、高校までおなじだったとか。
でもあんまり、うちのクラスには来てほしくないな。
「星輝は、何組?俺は五組だけど。」