私の人生でたった一度の恋でした。
「でも、今更会ったって…。」
「お願い、きっと叶星は会いたいんだよ。家族に!!!」
「か…ぞく??」
「そうだよ!今は私しか家族って呼べる人がいないの!!あの日から、叶星の時間は止まってるの!!」
歌優のお母さんは、泣きながらこう言った。
「あ…あ。叶星…。うぅ、私も、あ、あいたい。」
「早く行こう!!!」
それから、私たちは叶星に何も言わずに家にもどった。
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