私の人生でたった一度の恋でした。

それから、数日しても退院出来なかったし、検査ばっかりだったからおかしいと思った私は先生に聞きにいった。



トントン


「はい、どうぞ。」


「失礼します。」


「あ、星輝ちゃんか!」


「こんにちわ!」


私と先生は入院したのもあってすごく仲良くなっていた。



「今日はどうしたの??また調子悪くなったか??」



「ううん!今日は調子良かったから大丈夫です!」



「それはよかった、じゃあどうしたの?」


「先生質問があるの。私の体悪化してるの?」


先生は、一瞬悲しそうな顔をしていた。


「なんでそう思うんだ??」



私はこの時思ったんだ。

先生は否定しない。

つまり、本当に私の体は悪化してるんだ。

< 74 / 118 >

この作品をシェア

pagetop