私の人生でたった一度の恋でした。

「で、どうだった?」


叶星が聞いてきた。


「明日の昼に駅前の喫茶店に集合だって。」


「わざわざ駅前まで来てくれるのか。」


「うん。」


それから、私たちは口数少なく今日を終えた。

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