これが恋だと気づくまで
親友の存在
〜休み時間になって〜


「亜美!」

あゆなが叫ぶ。


「あ、あゆな!」


「ちょっと聞いてほしいことあるから、中庭行こう。」


「あ、うん。」



「どーしたの?」



「あのね、今日横山先輩が…」



「ええー!?す、少しだけこのままでいたいってなにー!?」



「あ、あみ。声でかいよ?」



「ご、ごめん!で、なんで悩んでるの?」



「いや、そのあと玲花先輩が見てたらしくてさ…」



「え…なにそれ…」



「その後、忘れてって…簡単に忘れられることじゃないのに!」



「あゆなはさ、どーなの?」


「え?」



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